翌日に迫ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)初戦の中国戦は、大谷翔平(28)が先発投手を務めることに決まった。侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が8日、公式会見で発表。
初出場の大谷は、侍ジャパンでも投打での活躍が期待され、6年ぶりに開催されるWBCの初戦に満を持して先発マウンドに上がる。国際試合での登板は15年プレミア12の韓国戦(準決勝)以来。
会見に臨んだ大谷は「まず楽しみにしてますし、初戦なので初回の入りからしっかりと集中して入りたい」と意気込み、リアル二刀流での出場に「WBCは初めてなんで緊張するとは思いますけど、いつも通りの自分らしいプレーをまずはしたいなと思っています」と語った。
栗山監督は「これだけのメンバーがいるんでひらすら信じるのみです」と開幕前の心境を。中国戦に向けては「本当に大事なスタート、とにかく(初戦は)大谷翔平でいく。ただそれだけです」と力強く語った。さらに「もちろん投げながら打ってもらいます」と大谷が国際試合で初の“リアル二刀流”に挑むことも明かした。
6日の阪神との強化試合で大谷は衝撃の2打席連続3ラン、7日のオリックス戦では第1打席でセンターへのヒットを放ち、2戦で4打数3安打と早くも日本中を“SHO-TIME”で沸かせた。
この日大阪での強化試合を終えた侍ジャパンは、1次ラウンド会場となる東京ドームに移動。侍ユニフォームに着替えたナインは16時過ぎにグラウンドに姿を現し、栗山監督らコーチ陣も含めて写真撮影へ。
その後、山川穂高(31)、山田哲人(30)ら野手陣が打撃練習を行い、ダルビッシュ有(36)、今永昇太(29)ら投手陣もウォーミングアップなど軽めに調整した。
【侍ジャパンの日程】
■WBC
◆カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール
(1次ラウンドプールB)
3月9日 日本vs中国
3月10日 日本vs韓国
3月11日 日本vsチェコ共和国
3月12日 日本vsオーストラリア
※全て東京ドーム
◆準々決勝
3月16日(東京ドーム)
※プールA、Bの上位2チームが進出
◆準決勝
3月21日(マイアミ ローンデポ・パーク)
◆決勝
3月22日(マイアミ ローンデポ・パーク)

















