アメリカの中央銀行にあたるFRBのパウエル議長は、利上げ幅を再び0.5%に引き上げる可能性を示唆しました。

FRB パウエル議長
「経済指標全体で、より早い金融引き締めが必要と示されれば、利上げペースを加速する用意がある」

FRBのパウエル議長は、経済指標次第では今月の会合で利上げ幅を再び0.5%に引き上げる可能性を示唆しました。

FRBは先月、利上げ幅を0.25%に縮小しましたが、その後、インフレの高止まりが鮮明になっています。

これを受け、ニューヨーク株式市場はダウ平均株価が574ドル値下がりしたほか、外国為替市場では円安が進み、一時、1ドル=137円半ばとおよそ3か月ぶりの水準となりました。