国連は、グテーレス事務総長がウクライナの首都キーウを訪れ、8日午前にゼレンスキー大統領と会談を行うと発表しました。

国連の発表によりますと、グテーレス事務総長はポーランドを経由し、現地時間の8日午前、キーウでゼレンスキー大統領と会談を行うということです。

会談では主に、国連とトルコの仲介によって去年8月に再開した黒海沿岸からのウクライナの穀物などの輸出の継続について話し合うとしています。

ウクライナは世界有数の穀物の輸出大国でしたが、ロシアによる軍事侵攻を受け、去年の輸出量は前の年に比べ4割近く減少し、ことしはさらに下回る見通しとなっています。

グテーレス事務総長がウクライナを訪れるのは、ロシアの侵攻開始以来、3回目です。