7日に実施された大分県立高校一次入試、今年の各教科の出題傾向を学習塾の関係者に聞きました。

(ライズ・羽田野秀治塾長)「大きな傾向を変えずに同じトピックを別の視点からみるみたいなところが思考力をしっかり判断しようと、それが見られるような問題を工夫している」

大学入学共通テストに合わせ今年も「思考力」「判断力」「表現力」を問う問題が多くみられたということです。中でも例年と比べ難易度が上がったのが「社会」です。

(羽田野秀治塾長)「あまり馴染みのない資料が出ている。たくさんの資料の中から読み取って答えを出さないといけないという意味で難しかった。しっかりとした知識がないとあやふやだと解けなかった問題がたくさんあるのでは」

また英語はホーバークラフトの就航計画に関する問題や、速読・読解力が求められる長文が出題されました。理科では化学と地学を組み合わせた問題が初めて出題されました。

(羽田野秀治塾長)「いわゆる丸覚えをするよりも何でこれはこうなんだというところまで考えていくことがこれから絶対に重要になってくるので、そこまで自分の勉強でやっていただくことが非常に重要」