今年1月の大分県内の有効求人倍率は1.46倍で、卸売・小売業を中心に高い水準が続いています。
大分労働局によりますと、県内の今年1月時点での有効求人倍率は1.46倍で、去年12月から0.03ポイント上昇しました。これは全国平均の1.35倍を上回る高い水準です。また、正社員の有効求人倍率も1.32倍、就業地別でも1.59倍と企業側の雇用の機運が高まっています。
産業別では前の年の同じ月から卸売・小売業が42.5%増、生活関連サービス・娯楽業が16.2%増などと主要9業種のうち6業種で増加しています。今後の見通しについて大分労働局は「改善の動きが続いているものの物価上昇が与える影響に注視が必要」と分析しています。