執行猶予中の男性を公立小学校の非常勤講師として採用していた問題で、大分県教育委員会は再発防止に向けて履歴書の様式を見直し、新たに確認項目を設けました。

この問題は、今年1月、性犯罪で有罪判決を受け執行猶予中だった40代の男性を県教育委員会が公立小学校の非常勤講師として採用していたものです。

地方公務員法で執行猶予中は職員となる資格を持たないにもかかわらず、男性はおよそ1か月半にわたり教壇に立っていました。

県教育委員会は再発防止に向けて、臨時職員の履歴書に資格に欠ける事項がないかチェックする項目を新たに設けています。

資格に欠ける事項としては、執行猶予中や県職員としての懲戒処分から2年以内などをあげています。新しい履歴書は3月1日から使用されています。