サクラサク、受験生に春の訪れです。
福島大学など国公立大学では6日、前期日程試験の合格発表が行われ、受験生が喜びの春を迎えました。

福島県いわき市の「21世紀の森公園」。早咲きの「河津桜」が早くも七分咲きとなっていました。

6日のいわき市は午前中は雨の降ったところがありましたが、午後からは天気が回復し、気温も13.5℃まで上昇。園内では河津桜を楽しむ人たちの姿がみられました。

いわき市の親子「娘も凄くうれしそうに桜を見ていたので来てよかったです。暖かくなってきて、外でお散歩できるようになってきて、よかったなと思います」

春本番を間近に感じる中、こちらは福島市の福島大学です。

6日は受験生にとって運命の合格発表の日。キャンパスには、午前11時の発表を前に続々と受験生が集まり、緊張した様子でその時を待っていました。

安部遼アナウンサー「午前11時です。合格者の受験番号が書かれた掲示板が出されました。」

自分の番号を見つけた受験生は、一緒に訪れた家族などと喜びを噛み締めていました。

福島大学の前期日程の合格者は601人で、合格倍率は去年と同じ2.0倍となりました。

伊達市に住む合格者の男性「うれしいです。目標は単位を落とさず、友達多い、大「陽キャラ」の3つです。」

岩手県に住む合格者の男性「驚いて、思わず「よっしゃ!」って言っちゃいました。うれしかったです。恩返しができるような人に将来なれるように在学中は頑張りたいです。」
保護者「率直にうれしいです。(親元から離れるのは)寂しいです。寂しいですけど、本人が将来の目標に向かって頑張るのであればそれは応援してあげたいと思います。」

会津若松市に住む合格者の女性「今までやってきたことが実を結んでよかったです。勉強もバイトもいろいろやると思うんですが、全部両立して楽しんでいけたらいいなと思います。」

合格者のうち、県内出身者の割合は37.1%で、去年より1.5ポイント減りました。後期日程試験は3月12日に行われます。