日本銀行松本支店は、長野県内経済について、「持ち直しの動きが続いている」との総括判断を据え置きました。

日銀松本支店は、3月の金融経済動向を発表し、個人消費は、百貨店やスーパーなどの大型小売店の売上高が堅調に推移し、家電販売や新車登録台数が持ち直しているとしました。

(山本格支店長)「資源エネルギー価格の上昇、食料品の価格上昇などの影響が引き続き見られているものの、コロナウイルス感染症第8波の影響も徐々に軽減するもので、県内経済は持ち直しの動きが続いている」

一方、生産は、半導体関連や電子部品などで、弱めの動きになっているとしています。

これらを踏まえ、日銀は県内経済について、「一部に弱い動きがみられるものの、持ち直しの動きが続いている」との総括判断を維持しました。