■カーネクストWBC強化試合 阪神ー 日本代表(6日・京セラドーム)
9日に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向け、阪神との強化試合に「3番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平(28)は、2死一・二塁の第3打席でも、阪神の2番手・ルーキー富田からセンターバックスクリーン右に3ランを叩き込んだ。
大谷は第2打席に、阪神先発の才木浩人(24)からセンターへ豪快なホームランを放ち、2017年9月23日、ロッテ戦以来の日本でのアーチを放っていた。
大谷は5回2死一・二塁、フルカウントの7球目、外角高めの142キロ・ストレートをセンターバックスクリーン右に叩き込んだ。これで大谷は6打点。
第1打席は才木に154キロのストレートで空振り三振。第2打席もストレートをファウルし追い込まれたカウント1ー2の4球目、136キロのフォークに、左膝をグラウンドにつけながらも強烈なパワーと技術でバックスクリーンに放り込んでいた。大谷は「カウント3-2まで粘って甘い球を前打席に続いて打てて良かったです」と話した。