福島県楢葉町の木戸川で、サケの稚魚1万匹が放流されました。
「はい、いきますよー!おっきくなって帰ってきてね」
楢葉町を流れる木戸川で6日から始まったサケの稚魚の放流。体長5センチほどに育った1万匹のサケの稚魚が次々と太平洋を目指し泳いでいきました。
木戸川では、2019年以降サケの不漁が続いていて、今回放流されたサケの稚魚は木戸川で獲れたサケの卵に加え、北海道と山形県から購入したサケの卵をふ化させたものが放流されました。
木戸川漁業協同組合 鮭ふ化場長・鈴木謙太郎さん「県全体でがんばって育ててきた稚魚なので、うれしいというよりほっとしていますね、正直。4年後しっかり元気に戻って来てくれることを祈って放流しました」
サケの稚魚は、3月25日までに292万匹が放流される予定です。













