長野県内一の長いもの産地・山形村で、春の長いもの収穫が最盛期を迎えています。

山形村では、3月1日から春掘りの長いもの出荷が始まり、長いもを育てて30年という中村宏さんの畑では、機械と専用の棒を使って、長くて太く、立派な長いもが、次々と掘り出されていました。

春掘りの長いもは、土の中で冬を越すことで甘みと粘りが増すといわれていて、今年は、例年に比べてサイズも大きいということです。

(長いも農家・中村宏さん)
「去年9月に適度に雨もあって、今年の出来は上々だと思います」

長いもの収穫は4月いっぱいまで続き、JA松本ハイランドでは、例年並みのおよそ540トンの出荷を見込んでいます。