12年前の東日本大震災で亡くなった人たちへの追悼と復興への願いを込め、宮城県名取市で県内各地の団体が和太鼓を演奏しました。

5日、名取市震災メモリアル公園で行なわれた追悼演奏には、県内の和太鼓演奏グループ7団体41人が参加しました。宮城県太鼓連絡協議会が東日本大震災で亡くなった人たちへの追悼と復興への願いを込めて企画しました。

12年前の3月11日に震災が発生した午後2時46分には全員で黙とうを捧げました。

最後は全員で力強い太鼓の音を響かせました。

県太鼓連絡協議会 三浦勝治事務局長
「宮城県の太鼓団体が集まって同じ曲を演奏することで、太鼓を通じてみんなで盛り上げていって復興の力になればと思います」

訪れた人たちは、太鼓の音色に耳を傾けながら、震災で亡くなった人たちを悼んでいました。