山元町の寺では震災の犠牲者を悼み復興を祈願する法要が営まれました。

山元町の徳本寺で営まれた東日本大震災の復興祈願法要には遺族ら約70人が参列しました。

地震発生時刻の午後2時46分に鐘が突かれた後、住職や9人の僧侶が大般若経を扇のよう広げて読む「転読」をして復興を祈願しました。

参列した人たちは焼香をして手を合わせ犠牲者を追悼していました。

参列した人                                 「これからもずっと続けたい」

参列した人                               「見守ってくれてありがとう、12年経ったんだよって話してる」

徳本寺では震災発生の翌年から毎年、犠牲者を慰霊する法要を営んでいます。

参列した遺族らは犠牲者に祈りを捧げながら震災について伝え続けることを誓っていました。