■女子ゴルフ　ダイキンオーキッドレディス 最終日（5日、6560ヤード・パー72）

沖縄・琉球ゴルフ倶楽部で開幕した国内女子ゴルフツアーダイキンオーキッドレディス最終日。トップと4打差の4位タイでスタートした上田桃子（36・ZOZO)が3バーディー1ボギー、追い上げを見せたが一歩及ばず、トータル7アンダーの3位、首位スタートの申ジエ（34・スリーボンド）が3バーディー2ボギーの1アンダーで周り、トータル10アンダーで逃げ切り、国内ツアー27勝目をあげた。

この日、申ジエは2位と2打差の9アンダーでスタートしたが前半、1番、6番とボギーを叩きスコアを落としたが7番、9番でバーディーを奪いスコアを戻した。

首位の申ジエを追いかけるのが4打差の4位タイでスタートした上田、前半は3バーディー、ノーボギーと3打差を縮め、サンデーバックナインに入った。後半の上田は耐えるゴルフが続き、11番から17番までパー、申ジエとの1打差がなかなか縮まらなかった。

申ジエはパー4の15番、3打目のアプローチがグリーンの下りラインで止まらず、2.5メートルほどオーバーしてしまった。このパーパットをしっかり沈めナイスリカバリー、申ジエも後半は耐えるゴルフで11番から17番まで連続パーとなった。

1打差を追う上田はパー5の最終18番、ラフからの2打目、残り約200ヤードで勝負をかけたが右のラフ、3打目のアプローチもグリーンを捉えられず、ボギーに終わった。申ジエは最終18番をバーディーフィニッシュで2021年7月の大東建託・いい部屋ネットレディス以来、約1年8か月ぶりの優勝を果たした。

申ジエは「前の組で上田桃子さんが凄くいいプレーをしているのを後ろから見ていたので、逆にプレッシャーをたくさん貰って呼吸のコントロールが難しかった。最後までいい勝負が出来て嬉しかった」と国内ツアー27勝目を振りかえり笑顔を見せた。

【ダイキンオーキッドレディス最終日】
優勝　申ジエ　ー10
2位タイ　上田桃子　－7
　 　　　稲見萌寧　－7
4位　藤田さいき　－6
5位　ささきしょうこ　－5
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24位タイ　山下美夢有　E