長野県の消防防災ヘリが松本市の山中に墜落し、9人が死亡した事故からきょうで6年となります。
市内にある慰霊碑の前では、午後追悼式が行われ、犠牲者を悼みます。
2017年3月5日午後、訓練に向かっていた消防防災ヘリ「アルプス」が松本市の鉢伏山(はちぶせやま)の山中に墜落。乗っていた9人全員が死亡しました。
事故を教訓に、操縦士2人が搭乗する「ダブルパイロット制」が導入され、おととし(21年)4月から新たな機体での運航を行っています。
(須山勇貴(すやま・ゆうき)消防航空隊長)「亡くなった隊員の思いや航空隊の再構築は、事故の痛みから始まっていることを忘れてはいけない」
追悼式は、午後1時半から松本平広域公園に立つ慰霊碑の前で行われます。