信州大学は2月25日に行った前期日程の入学試験で、出題ミスがあったと明らかにしました。

信州大学によりますと、ミスがあったのは物理と地学の2問で、いずれも問題文の条件設定が不足していたため、正しい答えを導くことが出来ない設問になっていたということです。

大学では、入試前に何度も問題をチェックしたということですが、試験後に予備校の指摘でミスに気付いたということです。

物理は、6つの学部を志望する1017人、地学は1つの学部の1人が受験しましたが、大学は、この2問については全員正解とする措置を取りました。

「合否に影響はない」ということで、信州大学では「お詫びするとともに、再発防止に努める」としています。