愛媛県伊方町は住民向けに金融に関する知識や判断力を身につける授業を実施するため、民間企業3社と金融教育に関する協定を結びました。

3日の締結式には東京に本社のある金融に関する情報提供や業務支援などを行う会社「QUICK」と四国電力グループのSTNet、それに地元ケーブルテレビの代表者が出席し、伊方町と金融教育に関する協定を結びました。

伊方町では高校の授業で金融教育が必修化されるなど金融への関心が高まっていることを受け住民にその知識や判断力を身に付けてもらおうと授業の実施を計画しています。

協定の締結に伴い、町では中学校や高校へ講師を派遣し、カードゲームで資産形成を学ぶなど金融の授業を実施するほか、授業の映像などをケーブルテレビやインターネットで配信するということです。

(伊方町 高門清彦 町長)
「西日本で初めて中学生向けにこういった教育をしていただくってことは将来に向けて
すごく大きな財産になってくれることを期待をしております」

金融教育に関する授業は、今年4月の開始を目指し、準備が進められます。