愛媛県・松山地方の秋祭りは6日、2日目を迎え、市内中心部では子どもみこしのパレードが行われ、児童たちが元気な掛け声とともに街を練り歩きました。

地域の伝統文化を体験してもらおうと、秋祭りにあわせ行われているこのパレード。

今年はおよそ350人が参加し、6つの地区の子どもみこし7体のほか、大人みこしや宇和島の牛鬼も祭りを盛り上げました。

(岩下克樹リポーター)
「松山市二番町の番町小学校です。それぞれの地区の法被を着て神輿を担いだ子どもたちが街中へのパレードへと出発していきます」

学校を出発した子どもたちは、まず松山市役所へ…田淵副市長にみこしを披露しました。また、立ち寄った愛媛県庁では、中村知事の出迎えを受けました。

(中村知事)
「振り落とされないようにしっかり掴めたけど、むち打ちになりそう(笑)」

(子ども)
「(どういうところが楽しい?)わっしょい!というところ」
「宿題をするより楽しい」
「大街道とか街に元気をあげたい」

また、子どもたちをサポートする大人も祭りを楽しんでいました。

(参加した大人)
「頑張っています(祭りを)続けることは大切だと思う」
(海外の参加者)
「(参加してみてどう?)とても良い本当に楽しい」

すがすがしい秋晴れのもと、子どもたちは元気いっぱい街を練り歩いていました。

松山地方の秋祭りは最終日の7日、道後温泉駅前などでみこしの鉢合わせが行われるなど、クライマックスを迎えます。