長野県内の優れた企業活動や商品を表彰する「信州ブランドアワード」、今年の大賞は?

19回目を迎えた「信州ブランドアワード」は、風土の特徴を生かした企業活動や商品を表彰します。

「地域再生」をテーマにした「しあわせ信州」部門の大賞には、白馬村の「白馬岩岳マウンテンリゾート」が選ばれました。

北アルプスの絶景が臨めるテラスやブランコなどを次々とオープンし、グリーンシーズンの集客が大きく伸びていることから、地域経済の活性化に寄与していると高い評価を得ました。

『NAGANO GOOD DESIGN部門』の大賞には塩尻市の奈良井宿にある酒蔵を宿泊施設兼レストランとして再生させた「スギノモリブルワリーnarai(ならい)」が選ばれました。

日本酒ボトルの紙ラベルをなくし、作業効率のアップや環境負荷の低減を実現させました。

(岩岳リゾート和田寛社長)「隠れた資産や眠った資産は何なのかなと見つめ直して今アクションさせていただいてる」

(スギノモリブルワリーnaraiリンドバーグ弘社長)「信州は食文化や昔からの文化があり、それを今まで守ることができていたのが非常に大きい」

地域資源を掘り起こす取り組みが多く受賞していて、実行委員会では、今後、受賞者同士の連携にも期待を寄せています。