中小企業の若手後継者が新規事業プランを競う「アトツギ甲子園」の決勝大会が東京で行われ、大分県日出町で農林業を営む西野文貴さんが最優秀賞を受賞し、日本一に輝きました。
(グリーンエルム・西野文貴さん)「スギ・ヒノキだけでなくてその地域に適した樹種を植えていきます。そうすることで災害に強く生き物たちが戻ってくる森ができます」
決勝大会には全国予選で191人の中から勝ち上がった15人が出場。大分県内からは村ネットワークの應和春香さん、田島山業の田島大輔さん、グリーンエルムの西野文貴さんの3人が進出し、新たな事業プランをプレゼンテーションしました。
審査の結果、グリーンエルムの西野さんが最優秀賞の中小企業庁長官賞を受賞しました。西野さんは林学博士の知識と苗木生産事業を組み合わせた森づくりコンサル業を発表。人と自然の距離を縮める新しいビジネスモデルが評価されました。