2005年、仙台育英学園高校の生徒の列に飲酒運転のRV車が突っ込み3人が死亡した事故から、今年で18年を迎えます。仙台育英の書道部員が、3日、飲酒運転撲滅を願って、書道のパフォーマンスを披露しました。

県庁で書道パフォーマンスを披露したのは、仙台育英の書道部の2年生14人です。
書道部は、今年1月に行われた全国高校書道パフォーマンスグランプリで優勝し、大会2連覇を果たしています。

生徒たちは音楽に乗せて縦4㍍、横6㍍の紙にひと筆ずつていねいに文字を書いていきました。

2005年5月、仙台育英学園高校の生徒の列に飲酒運転のRV車が突っ込み、当時1年生だった3人が死亡、15人が重軽傷を負いました。

3日、書道のパフォーマンスをしたのは、事故が起きた2005年に生まれた高校2年生です。書き上げられた作品には「飲酒運転」の文字にバツ印のスタンプが押されていて、飲酒運転根絶への願いが込められています。

仙台育英学園高校書道部 青柳芽衣主将:
「先輩方の命が奪われたということが悲しくて悔しくて、それをどうにかなくすことができないかと」

県警では、飲酒運転撲滅にむけ、今回の作品をポスターにして、県内各地に掲示することにしていますす。