長野県内の1月の有効求人倍率は1.57倍で、2か月連続で前の月を下回ったものの、雇用情勢は着実に改善が進んでいるとの判断は据え置きました。

長野労働局によりますと、県内の1月の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント下回る1.57倍で、2か月連続で下がりました。

内訳は4万9571人の有効求人数に対し、求職者は3万1648人で、ともに前の月を上回っています。

有効求人数が求職者の数を大きく上回っていることなどから、長野労働局は「着実に改善が進んでいる」との雇用情勢判断を9か月連続で据え置きました。

産業別の有効求人数は観光需要の高まりから小売や宿泊・飲食業などは去年の同じ時期を大きく上回りました。