しなの鉄道と日本郵便は、改築される長野県上田市の大屋駅に郵便局を開き、駅の業務の一部を請け負う協定を結びました。

協定は上田市のしなの鉄道本社で結ばれ、土屋智則(つちやとものり)社長と日本郵便の菊地元(きくちげん)信越支社長が文書を交わしました。

協定は建て替えられる大屋駅(おおや)の駅舎に郵便局が入り、窓口で切符の販売など駅の業務の一部を請け負うもので、しなの鉄道によりますと、全国2例目の取り組みです。

大屋駅は平日朝の通勤・通学時間帯に限り窓口を開けていて、それ以外は無人駅となっています。
協定には地域の特色を生かした商品やサービスの共同開発も盛り込まれています。

大屋駅の改築工事は、4月以降に始まる予定です。