アメリカのシンクタンクは、ウクライナ侵攻におけるロシア側の戦死者が、第二次世界大戦後の軍事作戦による戦死者の合計を上回ったと明らかにしました。

アメリカのCSIS=戦略国際問題研究所は、ウクライナ侵攻開始以降、ロシア側の戦死者の数が最大7万人にのぼるとの推計を発表しました。

第二次世界大戦の後にソ連とロシアが関係したすべての軍事作戦の死者の合計はおよそ4万9300人で、この数を大幅に超えるとしています。

また、ニューヨーク・タイムズは1日、ウクライナ当局者の話として、東部ドネツク州ブフレダルでの戦闘でロシア軍が少なくとも130両の戦車や装甲車を失ったと報じました。

戦闘は3週間にわたり、両軍による戦車戦としてはこれまでで最大だったということです。