昨シーズンの年間女王、山下美夢有に東京オリンピック銀メダリストの稲見萌寧。そしてホステスプロとして初優勝を目指す新垣比菜。

国内外で活躍するトッププロ108人が集結したダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント。今年はプロアマ合わせて県勢11人が出場しました。
大会初日の1組目。最初にティーショットを放ったのは、今年からプロツアーに本格参戦する荒川怜郁。荒川は1番でいきなりバーディーを奪い、幸先良いスタートを切ります。
荒川は17番でも5メートル以上あるパットを沈めバーディー。
そして18番・495ヤード、パー5のこのコースでなんと2オンに成功!イーグルとはなりませんでしたが、ここもバーディーとし、あがり2連続のバーディー。初日3アンダーで上位につけ好スタートを切りました。

初日2位T 荒川怜郁「始まるまで結構不安で、どんなスコアになるか予想もついていなかったんですけど、100点以上のゴルフがきょうはできたと思います。去年も3アンダーでスタートしていて、2日目が75で貯金を全部なくしてしまったので、あしたは貯金がずっと貯金であり続けられるようにプレーしたい」
過去にこの大会、優勝経験のある比嘉真美子。前半を2バーディー1ボギーの1アンダーとしますが、後半ダブルボギーを叩くなど初日は出入りの激しいゴルフとなりました。
初日31位T 比嘉真美子「残り3日日を踏まえると、絶対に無理という打数ではないと思うので、明日以降はもっともっと攻めのプレーで上を見ていけたらなと思う」
ダイキン工業所属、大会ホステスプロの新垣比菜。アマチュア時代からダイキンオーキッドに出場しよく知るコースですが中々、バーディーを奪うことができず波に乗れません。
その新垣、8番ではティーショットをバンカーに打ち込みボギー。あすの巻き返しを誓います。

初日58位T 新垣比菜「落としどころとか、球筋のイメージをちゃんと描いて自信をもって1球1球打っていきたい」
ダイキンオーキッド24回連続出場となる上原綾子。序盤は2ホール連続でボギーを叩いてしまいます。そこから落ち着いたゴルフでスコアメイクしつつも最終18番ホールでダブルボギーを叩き、初日2オーバーで終えました。

初日44位T 上原彩子インタ「パッティングの感覚すごくよかったが、最後だけは4パットという形にはなったが、全体的にはそんなに悪くないので、最終ホールをのぞけば良いのかなと思う」
一方、4人が出場したアマチュア勢。宜野座高校2年の小潮川せりは3バーディー8ボギーとスコアメイクに苦しむ中でも随所に光るプレーを見せました。

初日88位T 小潮川せり「バーディーもとれたんですけど、ボギーが結構続いてしまって…苦しかった。あしたは絶対アンダーでまわって、予選通過を目指して頑張ります」
今大会最年少15歳の沖縄カトリック中3年の吉崎マーナは、6つのボギーと1つのダブルボギーでリズムを作ることが出来ませんでした。
初日104位T 吉崎マーナ「自分のプレーが出せなかったのですごく悔しいです。あしたは自分が持っているものをしっかり出せるように調整していきたいなと思います」
観客の入場制限が4年ぶりにない中、開催された今大会の初日。早くも県勢選手たちの明暗が別れました。大会2日目のあす、上位50位タイまでが決勝ラウンドに進むことができ、各選手の好プレーに期待が集まります。