中国南部の福建省厦門市で、市民に防空施設の位置を知らせるアプリが登場しました。
記者
「厦門市ではきょうから有事を想定した新たなサービスが始まりました」
中国南部・福建省の厦門市政府は、きょうから市民向けの公式アプリに防空施設を検索できる機能を追加しました。空襲やミサイル攻撃を受けた際に避難する地下鉄の駅や地下歩道を地図上で探すことができるほか、有事の際には警報も鳴るということです。
この「防空壕」機能を追加した理由とは…。
記者
「厦門市は台湾海峡をはさんで台湾のすぐ向かいにあることがわかります」
厦門市政府は防空施設の検索機能を追加した狙いについて、「戦時中の敵の航空攻撃に対し効果的に対処するため」と説明。台湾周辺での有事を想定しているとみられます。
福建省では、厦門市をモデル地区として同様の取り組みを省内全域に広げる方針です。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









