長野市青木島町の公園の廃止問題で、荻原健司(おぎわらけんじ)市長は、4月末までに廃止することを明らかにしました。

廃止方針は開会中の市議会で示したもので、荻原市長は、地権者が新たな土地利用を計画していることなどを廃止の理由として挙げました。
青木島遊園地をめぐっては、「うるさい」という一部住民の苦情などから市が3月末で廃止する方針を固めていましたが、住民から存続を求める声が相次ぎ、市長が再検討していました。
市は公園を4月末までに廃止し、代替案として、近くの小学校の校庭を開放し遊び場を確保する考えです。
様々な意見が飛び交う公園の廃止問題。
荻原市長は事前の住民との情報共有や話し合いの進め方について、反省しなければならないと述べました。