インドの去年1年間のGDP=国内総生産は7%近い実質成長率となり、中国の伸び率を大きく上回ったことがわかりました。
インド政府は28日、去年10月から12月までのGDPの実質成長率が4.4%だったと発表しました。
インフレ対策の利上げによって個人消費が伸び悩んだことなどもあり、景気拡大のペースは鈍くなっているものの、去年1年間でみると、7%近い実質成長率となり、中国の3%を大きく上回りました。
また、去年1年間のドルベースの名目GDPは、およそ3兆3800億ドルと、イギリスを抜いて世界5位に躍り出た形です。
およそ14億1700万人とされるインドの人口は、すでに中国を抜いて世界一になったとみられ、IMF=国際通貨基金は、今後も経済成長が続くとの見通しを示しています。
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