「味の素」の製品がパソコンの中に…、企業の新たな試みです。
うまみ調味料の名前がそのまま社名になった「味の素」。ほんだし、コンソメや冷凍ギョーザなど食品メーカーのイメージしかありませんが、いま大きな変化が起きていました。
味の素 藤江太郎 社長
「2030年には食品系、アミノサイエンス系が1:1ぐらいの割合の利益の比率になる。食品企業でもなく、またアミノ酸企業でもないユニークな企業になっている」
食品事業での利益は全体の半分になるというのです。
残りの半分はアミノサイエンス事業。そのメインは半導体関連事業です。
記者
「私たちが使っているパソコン。パソコンの中に入っている半導体には、味の素のこのフィルムがほぼ100%のシェアで使われています」
半導体の中で電気を通さない絶縁体の役割を持つこのフィルム。実は、調味料「味の素」を作る過程でできる副産物を使って開発されました。
フィルムを使った半導体はゲームや「5G」の通信基地局などにも使われ、私たちの生活に不可欠な部品となっています。
味の素 藤江太郎 社長
「アミノ酸の働きをいかし続ける、そういうアミノサイエンスをより大事にしていきたい。(アミノサイエンス事業で2030年までに)10%超の利益成長を目指していく」
アミノ酸の「うま味」をどこまで生かせるのか、今後の展開に注目です。
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