卒業シーズン到来です。岡山市中区の山陽学園高校では、あす(3月1日)開かれる卒業式を前に、明治時代から続く伝統行事「きざはしの式」が行われました。


ことしで118回目となる「きざはしの式」です。卒業する3年生から下級生が責任と義務を引き継ぐ「代替わり」を目的にした伝統行事で、校舎内にある大階段「きざはし」を使って行われます。


卒業生は、一歩一歩成長した自分を確認するように階段を降りて歩みを振り返り、


在校生は最上級生になるという自覚をもって階段を上っていきました。

(卒業生)「自分たちが残していったものはしっかり引き継いで、今後も良い学校にしてほしい」

(在校生)「最上級生として後輩を導いていけるようにするのと、来年は受験もあるので頑張っていきたいと思います」



山陽学園ではあす(3月1日)、共学になって初めての卒業生が学び舎を後にします。