旧統一教会への4回目の質問権行使について、先ほど行われた審議会で了承されました。文科省は明日にも質問権を行使します。回答期限は来月15日としています。

文科省は4回目の質問権行使へ向け、質問内容について宗教法人審議会に意見を求め、先ほど了承されました。

今回の質問内容は、献金や教団への勧誘などを行っているとされている旧統一教会の信徒会についてなど、これまでで最も多いおよそ110項目で回答を求めるとしていて、期限は来月15日としています。

文科省は前回の質問権行使で、旧統一教会の組織運営や教団の財産、献金、海外との金銭の受け渡しの状況など、およそ80項目での報告を求めましたが、旧統一教会からの回答はこれまでで最も少ない小型の段ボール2箱分でした。

文科省はこれまでの回答内容も踏まえ、旧統一教会へ解散命令を請求するか判断しますが、今回の質問に対する回答内容も精査する必要があることなどから、その判断は年度を跨ぎ4月以降となる見込みです。

また、文科省は必要があれば5回目の質問権行使も行うとしています。