回転寿司チェーン「スシロー」の店内でアルコールスプレーが商品に噴射されていた動画がSNS上に掲載されていた問題で、スシローの運営会社は今回の事態について警察へ被害届を提出したと明らかにしました。
SNS上に掲載された12秒の映像には客とみられる人物がレーンに向かってスプレーのようなものを噴射、その後レーンを流れる皿や寿司にも噴射している様子が映っていました。
スシローの運営会社によりますと、動画の撮影場所などについて調査を行ってきましたが、店舗は熊本県内の店舗であると明らかにし、迷惑行為を行った関係者から連絡があったということです。
熊本県においては行政の指導によりアルコールスプレーを卓上に設置していましたが、今回の事案を受けて撤去したということです。
また、今回の事案について、運営会社は2月24日付で管轄警察署へ被害届を提出したということです。
スシローをめぐっては、岐阜県内の店舗で客が卓上の醤油の注ぎ口を舐めたり、レーン上の寿司を舐めた指で触ったりする行為があり、撮影された迷惑動画が拡散されるなどした問題があり、スシローはレーンには商品を流さず、タッチパネルで注文した商品のみが席に届く運用にするなど店舗の運営方法を一時変更すると発表していました。