新車を販売する名目で複数の客が現金をだまし取られた事件の裁判が始まり、被告の男は「間違いございません」と起訴内容を認めました。

3件の詐欺の罪で起訴されているのは長野市で自動車販売店・デュナミス・レーシングを経営していた小谷徹(おたに・とおる)被告・63歳です。
起訴状などによりますと小谷被告は2021年、新車を安く販売する名目で小諸市の男性から現金320万円、須坂市の男性から400万円、上田市の女性から200万円をそれぞれ、だまし取った罪に問われています。
長野地方裁判所で行われた27日の初公判で小谷被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。