公明党の山口代表は自民党大会に出席し、4月の統一地方選挙に向け「地方政治で安定した基盤を確保しよう」と協力を呼びかけました。

公明党 山口那津男代表
「私たちがこれから迎える統一地方選挙も国政での連立ばかりではなくて、この地方政治、地域における安定した基盤をともに確保していく、その土台の上に政権運営がなければならない」

公明党の山口代表はきょう、自民党の党大会でこのように述べた上で、「統一地方選に勝利をして自公の足もとの基盤を固めたい」、「その後の様々な課題にまた力強く共に進んでいこう」と呼びかけました。

また、山口代表は、2012年の政権復帰を振り返り、「謙虚な姿勢で真摯な政権運営に努めるとの自公連立の原点を共有した」と強調しました。

ただ、衆議院の小選挙区の「10増10減」に伴う与党の候補者調整では、公明党は埼玉・愛知など複数の候補者擁立を求めています。

おととい、公明党の石井幹事長が「無理な要望ではない」と自民党をけん制するなど、与党の間には火種も残っています。