4年前の台風19号で被災した長野市長沼地区に整備される河川防災ステーションの予定地を、斉藤鉄夫国土交通大臣が視察しました。

河川防災ステーションは4年前の台風で千曲川の堤防が決壊した長沼地区に国と長野市が整備するもので、水防活動の拠点や防災教育の場として活用される計画です。

斉藤大臣が長沼地区を訪れるのはこれが初めてで、千曲川河川事務所の中根達人所長などから災害発生当時の様子やステーションの概要、国や県などが連携して行う治水対策プロジェクトについて説明を受けました。

視察を終えた斉藤大臣は、「広い川幅や下流の狭窄部(きょうさくぶ)など、流域治水対策の上でこの地域が重要な場所だということを、現地を見て感じた」と話していました。

河川防災ステーションは2025年度の完成を目指していて、予定地では現在、長沼城の発掘調査が行われていてます。