夢に向かって輝く子どもたちを応援する、「こども未来プロジェクト」。

今週は、おなじみの“あのノート”の表紙に選ばれた長野市の中学生を紹介します。

長野市豊野中学校の2年生、小宮山満(みちる)さん。

小学2年生から美術教室に通い、去年応募したコンクールで、全国の中高生から集められた2039点の頂点に選ばれました。

テーマは「地元のイチオシ」。

北信濃の名所・地獄谷野猿公苑を描いた作品で、温泉につかるサルの味わい深い表情が高い評価を得ました。

さらに、グランプリの特典で、なんとキャンパスノートの表紙として一般発売されるのです。

(小宮山さん)「なじみのあるものに自分の描いたものが出てくるのは、違和感とうれしさがありますね」

小宮山さんがこだわったのが、温泉の手前におかれた山ノ内町の名物・うずまきパン!

(小宮山さん)「どこかに必ず入れたい!サルの頭の上でもお湯の中でも、どこにでもいいから作品に入れたいと思っていた」

大好きなご当地パンを大胆に入れ混む構図で、見ている人を思わずほっこりさせる小宮山さんの画。将来は、画に関わる仕事を目指しています。

(小宮山さん)「『テスト勉強疲れたー』とか、そういう時に一回この顔を見て、癒されてほしいなと思っています」