■「マスクなし生活」歓迎 「将来の旦那に出会いたい」との声も


山内キャスター:
マスクを外すことに、それぞれ嬉しい人、戸惑っている人、いろんな声を取材しましたのでみていきましょう。
まずは“マスクを外すことを推奨”するという声に歓迎している方からです。

子どもにマスクをさせていた母親
「外せる状況でも人目が気になってどうしても子供たちにマスクをさせていた。でも推奨ということになれば、屋外ではマスクを外して遊ばせよう、花の匂いや風を感じてほしい」

マスク生活であることに悩んでいる人も歓迎しています。肌荒れや頭痛です。

マスク生活で悩む人
「マスクをしていると肌も荒れるし頭痛になるし、マスクがないの嬉しい」

あとは個人的にタイミングがばっちりだったという方もいらっしゃったんです。どういう人かというと・・・
歯の矯正をしていた方で、しっかり治ったのです。

歯の矯正をしていた人
「1年半かかった矯正が終了。早くマスクを外したい、たくさん写真撮りたい、さらには将来の旦那に出会いたい」

出会いの方にまで気持ちが向いていて、すごく前向きになっているようです。

■「マスクなし生活」戸惑い 「整形が終わるまでマスク生活したい」などの声・・・


でも、やはりなかなか素直には喜べないという声もありました。今度は戸惑いの声です。
今外しても大丈夫なのか、感染を警戒する人の声も多くありました。

SNSに戸惑いの声
「今はまだマスクなしだとちょっと怖いかな」
「感染率がゼロに近くなるまでは、私的にはマスクなしは怖いです」

“怖い”という言葉が、かなりいろんなところで聞かれました。
また感染以外の理由ではこのような理由での戸惑いがあります。

戸惑いの声
「ヒゲ伸びるの早いからあんま外したくないなぁ・・・コロナ禍の間にすっかりおっさん化したからなぁ」

確かに、ちょっとマスクから覗いたときに思った以上にヒゲが濃かった方とかっていらっしゃいます。それから、マスクを外すのがやはり怖いという方、見た目のことを気にする人も多いようです。

戸惑いの声
「マスクを外すのが怖い。ほうれい線がコロナ前より確実に深くなっている」
「脱マスクされたら困る。整形が終わるまではマスク生活していたい」

井上キャスター:
どの意見が正しくて、どの意見が悪いとか全くないですから。それぞれがそれぞれでよくて。

牧嶋TBS報道局解説委員:
マスクをした顔しか知らない人がいるわけですよ。食事を一緒にすることになって、マスクを外した顔を見てこんな顔だったんだ、びっくりっていう。マスクをした顔に慣れてしまっているので、これからみんなマスクを外して、例えば新入社員も面接でずっとマスクしていて新入社員の人が皆マスク外したらうちの新入社員、本当はこんな顔だったんだっていうようなことがあって楽しいかもしれないですね。想像していた人とちょっと顔が違っていたっていう。

ホランキャスター:
1回自分の中でインプットしたこの人は何々さんでこの顔でっていうのをまたちょっとアップデートし直さなきゃいけないっていうこともありますよね。

牧嶋TBS報道局解説委員:
目元だけ化粧すればよかったので便利でしたよね。男の人だとヒゲ剃ってない人がいっぱいいましたよね。

ホランキャスター:
いろんな思いがありますよね。

■アメリカでは“脱マスク” 日本はマスク着用生活いつまで続く?



山内キャスター:
だからこそ、国からのお墨付きがあればとても安心なのになというのは、海外も同じかもしれません。アメリカでは脱マスクがもうすでに決まっています。
先月25日、アメリカのすべての州でマスク着用義務が解除されました。これをもってアメリカでは屋内も屋外もマスク着用義務がなくなったわけなのです。表情がわかるような社会が戻ってきたということになります。
では、今後日本は皆さんどうしたいのか、どう思ってるのかアンケートがあります。



コロナ収束後、マスクつける?
・マスクをつけたくない 15%
・いつでもマスクをつけたい 35%
・季節や状況によってはマスクをつけたい 50%

これで85%なので、今後やはり政府がマスク着用時の指針を出してほしいという声もありました。

井上キャスター:
専門家にお願いしたいのはお子さんのマスク着用で、やはり幼いときに本当はさらされるべき感染症にさらされないまま成長するリスクというのをもうそろそろ大人が考えてあげないと・・・

牧嶋TBS報道局解説委員:
そうですね。コロナ以外の感染症に今かかることが必要だっていうのもありますよね。でも、国が決めるのではなくて、私たちが自分たちで決められるような人として成長したいなと思います。子どもたちも。

井上キャスター:
同調圧力とかもそろそろ・・・