脱FAX文化へ。愛知県豊明市の藤田医科大学が医療現場のデジタル化を目指します。

(藤田医科大学 湯澤由起夫学長)
「日本の電子カルテ等々は世界標準とは かけ離れています。国際的に通用する仕組みを考えていく必要がある」

日本では、医療機関ごとに患者情報の共有システムが異なるため、別の医療機関と電子カルテなどのデータの連係がスムーズにできていない現状があります。

藤田医科大学は去年、政府が導入を目指す世界標準の情報共有システムを導入。このシステムを使い、これまでFAXなどで行ってきた別の医療機関との電子カルテの共有などを、クラウド上で可能にしたり、紹介状をデジタル化することなどを目指しています。

今後は政府とも協議を重ね、マイナンバーカードとの連携も視野に、デジタル化を促進していきたいとしています。