大分県の日出生台演習場で行われている日米共同訓練の実弾射撃が24日、報道陣に公開され、対戦車ミサイル「ジャベリン」や装甲車などを使う、陣地の奪還作戦が展開されました。
日米共同訓練は2月16日から日出生台演習場で行われていて、24日は実弾射撃訓練が報道陣に公開されました。訓練ははじめに、ドローンで上空から情報収集したあと、水陸両用装甲車を展開。機関砲や小銃の射撃訓練のほか、日米の歩兵が連携して陣地を奪回する作戦にあたりました。

(第1水陸機動連隊長・西田喜一1佐)「九州とか鹿児島沖縄で実際にできることそのものが非常に意義がある」
(米海兵隊マシュー・ダナー大佐)「訓練は素晴らしい機会だ。プランニングや指揮統制機能兵站の訓練で互いに向上させている」
一方、訓練に反対する市民団体は24日、要望を聞き入れずに居住区の近くでヘリの離発着訓練を繰り返している海兵隊に対して抗議文を提出しました。