ロシアでは侵攻1年の節目をどのように迎えているのでしょうか。
こちらでは侵攻1年という報道はほとんどなく、国民に長期化を意識させないようにしているとみられます。
プーチン氏はここ連日、大規模な愛国的集会や年次教書演説などを立て続けにこなし、侵攻を正当化しながら国民に団結を呼びかけるなど、長期化をにらんだ布石を着々とうっています。
また、プーチン氏は来年3月に予定通り大統領選挙を実施すると明言。8割という高い支持率のもと、異論を許さない風潮も強まっています。
ただ、情報統制が敷かれる中でも、ロシア国内ではウクライナ中部ドニプロのミサイル攻撃をめぐり、犠牲者を追悼する動きがありました。さらには政権が順調だと主張する経済も、制裁などでエネルギー関連の収益悪化も見込まれ、巨額の戦費調達も課題です。
侵攻2年目に入り、政権のコントロールが及ばない部分が、今後どれだけ出てくるのかが焦点となります。
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