松野官房長官は、子ども政策の予算倍増をめぐり「出生率が上がってくれば倍増が実現される」との木原官房副長官の発言について、「発言全体として政府の説明と齟齬があるとは考えていない」との認識を示しました。

岸田総理が掲げている子ども予算の倍増をめぐり、木原官房副長官は21日に出演した民放のBS番組で「子ども予算というのは、子どもが増えればそれに応じて予算は増えていく」「出生率が上がってくれば倍増が実現される」と述べました。

また、出生率が上がらなければ「効果のない予算をずっと使い続けることにもなりかねない」とも述べ、結果的に予算倍増が実現するものとの考えを示しました。インターネット上や与野党議員からは疑問や批判の声があがっています。

松野官房長官
「まずは何が有効で、何をやるべきかという政策の中身を整理したいと述べた上で、いつ予算の倍増がされるかについては、今決まっているものではない旨を述べたものと」

この発言について松野官房長官はこのように述べ、「発言全体として政府の説明と齟齬があるとは考えていない」との認識を示しました。