ロシアによるウクライナへの侵攻開始から24日で1年です。広島県内の被爆者団体は、「侵攻をすぐに停止し、対話で解決を目指すべき」とする要請文を出して、ロシアに強く抗議しました。
要請文を出したのは、県内の2つの被団協など7つの被爆者団体です。
侵攻から1年が過ぎてもなお核兵器の使用も示唆しているロシアには、「非人道的で国際法違反。対話で平和を取り戻すべきで、すべてはプーチン大統領にかかっている」と訴えました。

また、岸田総理には「戦争の早期終結、核兵器の使用禁止を主導してほしい」と求めました。
広島県被団協 箕牧智之 理事長
「戦争はだめ。得るものはない。この戦いに終止符が打たれることを願っています」
箕牧理事長は、5月の広島サミットで「ウクライナ問題に解決の道筋をつけてほしい」と岸田総理に呼びかけました。
要請文は、24日、駐日ロシア大使館と総理官邸に送ることにしています。