ひな祭りを前に素焼きの土びななど およそ1000体を集めた「土びなまつり」が岐阜県高山市で開かれています。

ずらりと並んだ「土びな」たち。

高山市の観光施設「飛騨の里」では、明治後半から昭和30年代に作られ、飛騨地域などの各家庭に飾られていた「土びな」およそ1000体が展示されています。


「土びな」は素焼きの人形に泥絵の具で色が付けられたもの。

施設には、出産祝いなどで買い揃えられた金太郎や歌舞伎役者などの人形もあり、様々な表情を楽しむことができます。

この土びなまつりは、春の訪れが遅い飛騨地方で、ひな祭りを祝う4月3日まで開かれています。