島根県江津市にある石見智翠館高校の女子寮の風呂場や脱衣所で盗撮被害が発覚した問題。学校によりますと、事件発覚のきっかけとなったのは、iPhoneの画像共有機能である「エアドロップ」からでした。
そもそもこのエアドロップとはどんな機能なのでしょうか、利用の際の注意点もあわせて取材しました。
島根県江津市にある石見智翠館高校の女子寮の風呂場や脱衣所で発生した盗撮事件。

学校の説明によりますと、2022年末の終業式の際に盗撮画像とみられるもの6枚が、iPhoneの画像共有機能であるエアドロップで、偶然ある生徒のスマホに入りました。
気付いた生徒が友人に似ているとしてその友人本人に相談。その後、教員に連絡し発覚したということです。
この「エアドロップ」とは、どういった機能なのでしょうか。
鳥取県米子市内のスマホ教室で聞きました。
スマホ・タブレット教室わおん 伴藤茉理 講師
「エアドロップはiPhone間で、写真や動画などのデータを共有することができる機能です」

データが送受信できる距離はおよそ9メートル。写真や動画のほかにも、Webページや連絡先など、さまざまなデータの送受信が、iPhone同士であれば誰とでも無料でできるといいます。
便利な一方で、使い方には注意点もあると言います。
スマホ・タブレット教室わおん 伴藤茉理 講師
「知らない方ともデータの共有ができてしまうので、誰だか分からない人から画像や動画などが送り付けられてくる危険性があります」