アメリカ軍と韓国軍が、北朝鮮の核の脅威を想定した図上演習を行いました。北朝鮮側の反発も予想されます。

アメリカ国防総省は22日、アメリカ軍と韓国軍が合同で北朝鮮の核の脅威を想定した図上演習を、ワシントンで行ったことを明らかにしました。米韓両国の間では去年、この演習を毎年開催することで合意していて、今回が8回目となります。

北朝鮮は、今月18日にICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15型」を発射し、金正恩総書記の妹・金与正氏はさらなる発射を予告するような発言をした上で、「アメリカ軍の行動にかかっている」とけん制しています。

今回の合同図上演習を口実に、北朝鮮がさらなる挑発行動に出ることも予想されます。