山口県岩国市玖珂町阿山北地区で住民にかみついてケガをさせていたとみられるサルが、22日午後5時25分ごろ捕獲されました。

遠隔操作による箱なわで、2匹を捕獲したということです。成獣のメス1匹と子どもとみられる幼獣のオス1匹です。岩国市が専門家などに相談したところ、1度人間に危害を加えた個体は自然界に返しても再び人間を襲う危険性が非常に高いことなどから、成獣は処分されたということです。幼獣は光市指定の無形民俗文化財、周防猿回しの会が受け入れることになったということです。

今回、捕獲したサルが危害を加えていた、すべてのサルかわからないため、岩国市では今後1か月程度は定期的に見回りをすることにしています。