アルバイト店員らの機転で被害を免れる
男性は市内にあるケーズデンキ築館店を訪れ、電子マネーカードを購入しようとしました。

しかし、不審に思った店員が男性に声をかけて説得し、被害を免れることができました。

70代男性:「家族に相談できなければ警察に行って相談するのがいい。特に高齢者は(一人で)対応できないと思う」
この特殊詐欺被害を防いだとして22日、ケーズデンキ築館店のアルバイト店員で学生の上田航平さんらに築館警察署から感謝状が贈られました。

アルバイト店・員上田航平さん(22):「手元を見たら薄いカードを4枚持っていて、その時点でちょっと違うかと思った。とりあえす良かった。それに尽きる」

県警によりますと、県内の特殊詐欺の被害件数は、去年は前の年より▼43件多い▼323件で、被害額はおよそ▼6500万円増えおよそ▼5億円となっています。
被害にあった人は65歳以上の高齢者が7割を占めているということで、警察は注意を呼びかけています。