落語家・タレントとして活躍した笑福亭笑瓶さんが亡くなりました。66歳でした。

 所属事務所の公式サイトには「大阪府出身で、昭和55年に大阪芸大芸術学部文芸学科卒業後、笑福亭鶴瓶さんに師事し付人としてタレント修行。修行中に、MBS『突然ガバチョ!』『ヤングタウン土曜日』でレギュラーを得ると、関西での人気はゆるぎないものとなった」と記載されています。

 1987年に東京に拠点を移し、ウィッキーさんやアニメ「魔法使いサリー」のよしこちゃんのものまね、かぜ薬のCMで多くの人に親しまれました。

急性大動脈解離 医師に聞くと「突発性の病気」

 66歳の若さで亡くなった原因は「急性大動脈解離」。関西福祉大学の勝田吉彰教授によりますと、急性大動脈解離は「血管の壁の内側と外側の間に、血などが入り込むことで、血管が圧迫されたり、破れたりする突発性の病気」です。

 勝田教授によると、「発症したら、止血の手術が必要で、一度発症したらなりやすい可能性もある」ということです。 笑瓶さんは2015年にも、ゴルフのプレー中に急性大動脈解離で救急搬送されたことがありました。

【写真を見る】TV出演時の笑福亭笑瓶さん(1982年 2004年)