岩手県の達増拓也知事は22日、県議会の本会議で、9月に任期満了を迎える県知事選挙に5回目の当選を目指して立候補することを表明しました。

(達増知事)
「次期岩手県知事選挙に立候補し、県民の皆さんの民意を問う決意であることをここにお答え申し上げます」

 これは22日の会派代表質問で、希望いわての菅野博典議員の質問に対する答弁で述べたものです。
 達増知事は東日本大震災や新型コロナの対応など危機を乗り越えてきたとし、立候補の理由について最重要課題と掲げる人口減少対策などについて「困難を乗り越え、希望がかなえられる環境を整備していくため県の先頭に立っていきたい」と述べました。
 知事選にはこのほか自民党や無所属系会派のいわて県民クラブなどが全面支援する元県議の千葉絢子氏が出馬を表明しています。