仙台管区気象台は27日、「岩手山 火山の状況に関する解説情報 第9号」を発表しました。これによりますと、
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
2月20日から27日15時までの岩手山の火山活動状況についてお知らせします。西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では大きな噴石に警戒してください。
20日に陸上自衛隊東北方面隊の協力により上空からの観測を実施しました。前回(2025年3月11日)の観測と比較して、岩手山山頂付近、黒倉山山頂、黒倉山東側崖面、西小沢及び大地獄谷の噴気や地熱域の状況に特段の変化は見られませんでした。なお黒倉山・姥倉山鞍部の地熱域は、雲のため観測できませんでした。
黒倉山付近で発生している微小な火山性地震は、少ない状態で推移しました。
2024年2月以降、東岩手山のやや深部の開口割れ目や山体西側のやや深部の膨張を示す地殻変動が観測されています。2025年10月頃からは開口割れ目の膨張を示すと考えられる変動量に増加がみられていましたが、2026年1月頃から停滞しています。2024年8月頃から認められている大地獄谷付近のごく浅いところの膨張を示唆する地殻変動は継続している可能性があります。
引き続き、西岩手山(大地獄谷・黒倉山から姥倉山)の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また噴火時には火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください
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